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ホームクリーニングの選び方

油汚れ編:お掃除道具・洗剤の選び方

今回もまた、おそうじ道具、および、洗剤の選び方についてお話しようと思います。
前回はこちら≫

取り上げるのは、油汚れです。

油汚れに立ち向かう時、心得ておくべきこと。
その1:冷えた状態では落としにくい
その2:油は酸性だということ

 

換気扇などの油汚れは、大掃除の時に対応することが多いとは思いますが、〔その1:冷えた状態では落としにくい〕のことを考えますと、気温が低い年の瀬には向かない汚れだと言えます。言うまでもないことですが、気温が低いと油は固まりやすいため、その汚れも落ちにくくなります。

そうは言っても「よしやるぞ!」と気合が入る大掃除の時ぐらいにしか油汚れに立ち向かう気にはなれないとすれば、その時に行うという気持ちもよくわかります。せめて、できるだけ暖かい日を選んで臨みましょう。

気温のこと以外にさらに〔その1:冷えた状態では落としにくい〕への配慮として、お湯などを使って油汚れを溶かす方法があります。場所によっては、ドライヤーを使う手段もあろうかと思います。“場所によって”と前置きをしたのは、熱によって素材が痛んだり溶けてしまっては元も子もないので、その点を注意するという意味でした。

 

できる限り油の固まりを溶かすことができれば、次は〔その2:油は酸性だということ〕への対応になります。これは、油汚れは酸性だということを理解して洗剤を選ぶということです。汚れ対応の基本は中和して落とす、です。すなわち、酸性の油汚れには、アルカリ性の洗剤を使用します。

その洗剤がアルカリ性かどうかについては、製品説明に記載があるはずです。用途や成分など多くの情報が載っているので小さい文字になってしまうことがほとんどですが、探してみてください。

例えば、弊社の「アズマジック油汚れ洗剤」であれば、「アルカリ性」、ニコットマムコンロまわりの洗剤であれば、弱アルカリ性と記載されています。アルカリ性の中でもどのような洗剤があるか、どう使うのがよいか、などについては、別の機会にお話しようと思います。

 

 
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